Biji-biji/ MEREKA 訪問
マレーシア発のベンチャー企業Biji-biji/MERAKAに訪問した。
この企業は
- 2013年、クアラルンプールに設立された社会企業。
- リサイクル品やリユース品を用いながら、持続可能な社会の実現を目指した素敵な製品を多く生み出し、販売を行っている社会企業である。
- 事業に興味をもった人には、常に門戸を開き、アイディアの共有を行っている。そうすることによって、より多くの人から、大きなインパクトを社会に与えようとしている。
- リサイクル品を販売するだけでなく、廃棄物の中にある価値や新たなエネルギー資源に関するワークショップを開催したり、公共のイベントへ参加したりするなど、精力的な活動を行っている。
製造されている主なリサイクル品
- 廃材のシートベルトを利用した洗練されたバッグ
- 廃材を利用した家具・非常用ランプ
- 自転車から作られた発電機
- タイヤを利用したリゾートサンダルのサンプル
などなど。
まあとにかくカッコいいなあーというのが印象としてすごく残っている。
オフィスもワークショップ場とオフィスをくっつけた感じで、作業してる人の隣でパソコン叩いている人もいる、みたいな。
アイデアをその場で形にしていくのがクイックにできる環境になっていた。
すげー絵になる。というか写真撮った同期隊員が撮るのうまいなーと思う。
今回印象に残った言葉として、「アップサイクル」という言葉。
いつもリサイクル、リサイクルと言っているのだけれど、実際リサイクルするとなると、数々のプロセスを踏まなければならず、その際に排出される二酸化炭素ガスなど、実際に環境に100%いいか?と言われれば微妙なところである。
けど、このアップサイクルという考え方は、リサイクルできるものをプロセスを踏まずにそのまま使用して製品に作り変えるというもの。
彼らのプロダクトはほとんどがそうで、シートベルトを使ったバッグや、バナーを使った小物入れなどはその典型。
文字にするよりも写真の方が伝わるので、写真を。