清掃イベントの時に
最近よく清掃イベントがあるんだけれども、ある日河口付近でイベントがあった。
いつものように手袋、ゴミ袋で掃除開始して1時間もしないくらいで終了。
暑いし、1時間だけでも汗だく。流れ着いた木とか、ペットボトルとか、河口付近の川岸にはたくさんのゴミがあった。
それがあった次の日に同僚とご飯を食べていると、昨日のイベントの話になってこんな話をして来た。
イスラム教では普段人がいないところなどには何か悪霊みたいな見えない何かがいると考えられていて、その場所に行ってモノを取ったり(ここではゴミに当たる)とかいわゆるその悪霊の領地にズケズケと入っていくと、怒って自分について来てしまうことがあるらしい。(悪霊がついてしまうみたいなイメージ?)
なのでその同僚はゴミもなんとなく選んで拾っていたらしく、特に彼女の家では小さな子供がいるから、何かを持って帰った時にそれに悪霊がついていたら子供につきやすいから気をつけていると言っていた。
実際以前彼女は普段は人のいないスタジアムに行った後に1週間くらい不眠に悩まされたらしく、その際は何か薬を入れた水で夜に外で水浴びをして体を清めないといけないらしい。
それをした後は眠れるようになったらしい。
こういう話は日本にもありそうだなあと思ったけれども、普段感じたこともなかったし、え、そんなことあんの?って感じだった。
イスラム教はアッラーしか信じていないから、そういったアッラー以外の見えない何かは信じないと思っていたし。
ただのゴミ拾いでさえも難しいのだなあと宗教観の違いを感じた瞬間だった。